なんとなくいい気がするけど、理由が分からない。上手く言語化できない。
なんとく悪い気がするけど、理由が分からない。上手く言語化できない。
そんなことがある。
こういう時はどうすべきだろうか。私もよくわからない。
だから、ここ数年色々試している。
趣味や仕事、日常生活の中で、どのように行動するのが良いのか。そして、全てに共通する法則のようなものはあるのだろうか。
それとも個々に最適化した法則があるのだろうか。
興味があるので、暇を見つけては試してダメだった、良かった。と感想を残しつつ考察し、記憶している。
ちょっと遊びの部類に入るだろうが、これが中々骨の折れる遊びだ。
数年続けてやっと最近コツが掴めてきた。2~3ヶ月ごとに1回くらい発見に喜ぶようなことがあるが、それまではただの単純作業の繰り返し。事象も変われば、前提条件も変わるために検証が非常に難しい。
しかし、似たような状況はやはり2,3度やってくるのでその中で仮設を立てつつ検証してみるとやはり法則性のようなものが見つかってくる。
これが面白い。最初の1年くらいはただただ辛かったが、2年目辺りから発見が増えてくる。
数学者が何年も懸けて、数式の証明をやる気持ちが全く分からなかったが、もしかしたらこういうことなのかもしれないと思っている。フェルマーの定理やポアンカレ予想などと比べると怒られそうだが、ワタシ的には共感するところがある。
自分のことなので、きっと人には使えないだろうとも思っていたのだが、これが案外使える。後輩の教育をする時に、私の仮設と検証の中で既に行った事象が後輩の問題になっている場合が多いのだ。
要は、無駄な遊びを繰り返していたおかげで様々な状況でどうすべきか、どうすると失敗しやすいかなどの一応のデータがあるので、それを相手の特徴やバックグラウンドや、強み弱みを考慮して作り変えて、提案することで教育に最適なアドバイスをしやすくなったのだ。
これは嬉しい誤算だった。おかげ、私の元からは何人もの後輩が独り立ちしてくれている。お礼の連絡をもらうと今でも泣きそうになるくらい嬉しい。
「Enterさんに初めに言われたことを今でも大事にしています。Enterさんに出会えたおかげで、無理に自分自身を変えることなく、私のままで、私らしくやっていける方法を知れました。おかげで自分でも救える人がいるのだと自信になりました。本当にありがとうございました。」
私が20代前半の時に教えた後輩からのお礼メールの概要です。こんなメールを貰えたのも無駄な遊びをしていたおかげです。
正直、仕事の役に立つには何年かかりましたし、実際の効果はまだ、それほど大きいものでありません。
しかし、意味がある気がしているのでこれからも検証していこうと思っています。
感覚的な事象の検証は面白いですが、いかんせんムズい。
でもまぁしょうがないので気長にやっていきます。
そんなことを思う「Enter」でした。
今回の記事はこれでおしまいです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それではまた、お会いしましょう。
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