こんにちは、Enter(エンター)です。
今日は、気にしすぎて疲れやすい人に向けて書いていこうと思います。
なにより私自身も同じ悩みを抱えています。同じ環境で過ごしているのに元気な人達が羨ましくてしょうがないです。
しかし、最近は「しょうがなくね?」と自分に言い聞かせています。だって疲れるものは疲れるんだからしょうがない。そんな感じです。
その上で、工夫することに全力を注ぐようにしています。
そんな、私のちょっとした工夫をこの記事で紹介していこうと思います。
鈍いやつにはわからない苦労を一緒に乗り越えていきましょう!
それでは本日もいってみましょう!
敏感なのは変えようがない。
まず大前提として敏感な人、鈍感な人というのは心理学の研究からも、ある程度どのような特性があるか分かってきていて、脳の構造も違うという研究結果も出ています。
このような研究は、心理学者のカール・ユングが人の性格を便宜上分けたもの(内向型、外向型と言われているもの)が事の初めと言われています。
それが現在まで様々な研究をなされていった結果、人には、敏感な人や鈍感な人がいるということが分かっています。
なので、「自分だけ変なのだ」。と攻めたり、否定する必要はありません。
感じる刺激が人によって違うのは、当たり前なのです。
立派な個性であり、同じような人はたくさんいます。スーザン・ケインの著書「内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力」の中でも人口の約半分は内向型であろうとも言われています。
内向型の人は感覚の敏感な人が多く、外向型の人は感覚が鈍い傾向があるといわれていて、同じ刺激を受けた場合でも内向型の人は外向型の人よりも多くの刺激を受けたと感じるようです。
なので、同じ環境にいる人同士でも刺激を受ける量が違う為にそれぞれ疲れ具合も変わってくるのです。
そのため、環境に違いがなくとも、感覚に敏感な人は鈍感な人よりも多くの休息が必要になります。
しかし、これはあくまでも個性であり、決して悪ではありません。それを理解して過ごしていこうというだけです。
否定する必要も、嫌悪する必要もありません。
安心して下さい。
理解した上で生活に工夫をしていけば、ストレスは確実に減らすことができます。
精神科の治療などでも認知療法というものがあり、認知すること(つまり知り、認めること)によって、治療を行っていくものもあります。
ですので、
まずは知り、認めること。これが大切です。
どうしても気になってしまう人も、
とりあえず「良いか悪いか」という判断は置いておきましょう。
前提の理解が終わったところで
次章からは具体的な工夫に移っていきましょう!
音に敏感な人は
音に敏感な人は、音の刺激を減らす。
これが目標になります。
そのためには
- 耳栓をする
- イヤホンで音楽を聞く
- 普段、過ごすところを静かな環境にする
etc…
上記のようなことをすると良いでしょう。
「音に敏感なので、その刺激をできるだけ減らす」これが第1目標です。
もし、これが出来ない場合は、「しっかりと休息を取る時間を作る」これが第2目標となります。
どちらも達成して、それでも辛い場合は、精神科を受診してみることを推奨します。
しかし、大抵の場合は刺激を減らしたり休息時間の確保で、通常の精神状態を維持できると思います。
私は辛すぎて精神科に通いましたが、そこまでするのは最終手段でもいいと思います。
目が疲れやすい人は
目が疲れやすい人、すなわち視覚に敏感な人は、視覚の刺激を減らす。
これが目標になります。
そのためには
- スマホ、PCのブルーライトを抑える設定を行う(iPhone,Mac使用者であれば、「Night Shift」という機能を使うと良いでしょう。私も3年ほど使っています。)
- ブルーライトカットメガネ
を使う
- TV、スマホ、PCの使用時間を制限する
- PC、スマホの輝度を下げる
etc…
ここでは、目の疲れの原因として多いと思われるブルーライトを中心に考えました。
私自身は、ブルーライトを抑えることと、輝度を下げる事を行っています。
PCやスマホで仕事をするようになって、目が疲れやすくなって色々試した結果ここに落ち着きました。
匂いに敏感な人は
匂いに敏感な人は、匂いの刺激を減らす。
これが目標になります。
そのためには
- 香水は使わない
- 満員電車を避ける(密閉空間で移動するのを避ける)
- マスクをする
etc…
上記のようなことが良いでしょう。
私自身も、満員電車などの「他人が近くにいる状況」を避けるようにしています。
匂いに悩まされてきた経験から、気分が崩れるリスクを一番減らすには「他人が近くにいる状況を避ける」という結論に至りました。
なので、電車を使う場合はラッシュを避けたり、乗る駅を工夫したりしています。もっといえば最近は、ほとんど電車は使わずに自転車を使うようにしています。運動にもなって一石二鳥です。
匂いに関しては、環境がとにかく大事になってくるので工夫が難しいところですね。
精神科受診をしようか迷っている人へ
自分の敏感さで疲れていて、どうしようもない。
かなり切羽詰まっている。という人。
または
一度、受診をしてみたいと思っている人は受診をしてみるのもありです。
その際は、2~3つの精神科で受診してみるのが良いでしょう。精神科受診と言っても先生との相性もあります。更に精神的なものは曖昧な部分があるため、医師の経験則に委ねられる部分も少なくありません。
なので、2~3つほどの病院で受診してみるのが良いでしょう。最初の病院では全く納得行かない診断を下されたが、他の病院で見てもらったら納得できる診断をしてもらい、適切な治療を受けることができたという話もあります。私自身もそうでした。
更に私の経験上、精神科治療には主に、「薬による治療を行う場合」と「カウンセリングなどで治療を行う場合」、または併用の場合の3つの方法があります。
親身になって話を聞いてくれる(カウンセリングを行う)のは心理療法士の方で、薬の必要性の判断や、症状の最終決定は医師の方が行います。
受診で最初に会うのは、医師の方です。
そこまで長く診察を行わないので、カウンセリングなどでしっかり話を聞いてもらいたいと思う人は、受診した際に医師の方にその皆を伝えて、カウンセリングを受けてみることをオススメします。
【最後に】「時には思い切りも必要」
これまでお話してきたように
基本的に、やるべき工夫は2つです。
1個目は「刺激を減らす」。
2個目は「休息の時間を確保する」。
それでも、様々な事情から2つの目標をどうしても達成できない状況に苦しんでいる場合があると思います。
その場合は、思い切った環境変化が必要です。
その変化の最初の手段として、「周りの人や職場に自分の事を思い切って言ってみる」のが良いでしょう。
それでもどうにも行かない場合は、仕事を変える。付き合う人を変えるなど、最後の手段を取る必要があるかもしません。
とは言え、焦らず。
まずは、一つずつです。
認めて。
疲れやすい状況を書き出して
解決法を探る。
そこからやってみましょう。
他にも、自己否定してしてしまって辛い。などで悩んでいる方は「自己否定にメリットはなかった!辛く苦しいのになぜ、辞められないのか?」を読んでみて下さい。
今回の記事はこれでおしまいです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それではまた、お会いしましょう。
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