ゲームは簡単過ぎると面白くない。

コラム
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ゲームは簡単すぎると面白くない。難しすぎても面白くない。

 

漫画もアニメも映画も敵が弱いと面白くない。強すぎても現実離れしすぎてて面白くない。

困難がチョロいと面白くない。難しすぎると現実離れしすぎてて面白くない。

冒険もショボいと面白くない。難しすぎると現実離れしすぎてて面白くない。

 

敵が強いからこそ、面白い。でも、強すぎず弱点があったり、信念があるようなダークヒーローだからこそ共感できる。だから面白い。

困難がムズいからこそ、面白い。でも、どうにか突破口がありそうだったり、自分で考えて変えられるかもしれないという可能性があるから面白い。

壮大な冒険だからこそ、面白い。最初は無理だったけど、成長していくにつれて超えられなかった壁を乗り越えて、更に進んで、また壁が見つかって成長して、、、そんな繰り返しの中を進んで目的地に辿り着いていくのが面白い。

 

人生も似ている。

楽して、ダラダラと過ごす毎日は一番つまらない。

何か困難に立ち向かっていくのは辛い。だけど面白い。難しすぎる困難が多いなら大まかに航路を決めてみたりする。それが間違っているかもわからない。でもそれが、面白かったりする。

 

日々の生活の中に、縛りが無く、目標もなく、困難もない。ストレスがない生活は、面白くない。

だから、面白くするために、目的を持ち、何かを目指す。

それが人間の娯楽を求める本能のような気がする。その本能を手助けするのが娯楽産業のようなもの。

 

本来の人間は、自分でフィクションを描き、自分でそのフィクションを実現することを楽しむものなんじゃないか。

それが一番の娯楽になるんじゃないだろうか。

 

即ち、

本来娯楽とは、夢や目標を持って自分で作るもの。

それを実現する道筋や途中を楽しむことなんじゃないだろうか。

 

従って、本当の娯楽は自分で作るもの。今の娯楽はある種、問題集の例題のようなもので一つの例に過ぎなくて、その例題に従って遊ぶもよし。

その例題を発展させた応用問題を作って、解くのもよし。

それは自分が楽しいと思う方を選べば良し。

 

大事なことは自分が楽しいと思うことをやること。

 

見ているのが合わない私はどうも娯楽に物足りなさを感じる。その原因がこれだったと思う。

目的を作り、目標を作り、困難を乗り越えるために成長するように日々励む。

それが娯楽。

それが人生。

 

「人生、死ぬまで暇つぶし。」なんて言葉があるが実に、言い得て妙だ。

私は、暇つぶしというよりも人生は本気で楽しむもの。という表現のほうがしっくりくる。

 

目的を持って、後はただその道を進んでいく。それが面白い。暗闇に何度も突き落とされて、光も入らない洞窟に入ることも多いけどその都度、道具を作って、進んでいく。それが面白い。辛いし、苦しいけど、面白い。

 

思えば、幼少の頃からとにかく楽しいものを追い求めてきた。それだけが目的で一位になったりするのは目標であり、通過点だった。一位だと一番楽しいし面白い。だから一位を目指す。一位を目指す過程もおもろいし、楽しい。だからやる。

 

そんな子供時代だった。喧嘩も多いがすぐに人と仲良くなったりできたのは一生懸命だったからかも知れない。それでよかったのだ。無理に考えて、無理して自分を変えることは無かったのだ。

 

変えても所詮仮面。仮面をとれば本当の自分だ。

傷つけられないように自分を守るために、人に合わせるようになって、

気付かない内にそれが癖になっていた。

だから変な行動が出てしまう。その行動は人を不快にさせる。だから傷つけられる。

また頑張って人に合わせる。その繰り返しだ。

そんな人生は糞だ。

自分がドンドン死んでいく。どんどん谷底に落ちていく。

精神障害もそういうところから出てきたのかもしれない。

 

人生は目的を持たないと人の人生を生きることになってしまう。それは勿体ない。自分の人生を生きることが自分の一番面白い娯楽を手に入れることになる。

それで良い。

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