学生と社会人の違い【10選】

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こんにちは、Enter(エンター)です。

 

今日は、学生の方に向けて社会人になって変わることを紹介していこうと思います。

(今回は、あくまで概要だけで細かい説明や例外などは省きます。)

それではさっそくいってみましょう!

「目的」を自分で決める

「なぜやるのか?」ということですね。

お金が欲しい、成功者になりたい、誰かを救いたい、最高のスポーツ選手になりたいetc…。

自分で、決めなければいけません。

 

学校に関しては、皆が行っているから、義務教育だからという、誰かが決めた目的のため行っています。

しかし、社会人は自分の目的のために仕事を選びます。

「なんのために仕事をするのか。」

自分で決めるのです。

 

「期限」を自分で決める

「いつまでにやるのか?」ということですね。

これは、大きな違いかもしれませんね。

学生では、「試験日は〇月〇日、卒業は3月」と決まっています。

そこまでに自分で計画を立てて行動をします。もしくは立てずに何となくやっている場合も多いかもしれません。

しかし、社会人では会社やクライアントが決める場合もありますが、基本は自分で決めて仕事を行っていかないといけません。

 

「やること」を自分で決める

「何をやるのか?」ということですね。

これも大きな違いです。

学生は勉強をします。これを軸として、物理や数学、国語、英語などを勉強し、段々と専門的な勉強をしていきます。

また、「数学は好きだけど英語は嫌いだからやらない。」とは、ほとんどの場合できません。大学に進む際に、受験科目になっていたり、大学に入ってからも必修科目となっているからです。

しかし、社会人ではやることを自分で決め、更にやらないことも自分で決めます。

「何をやるのか」に関しては、かなり自由度が高いといえるでしょう。

 

「どこ」でやるのか自分で決める

「どこでやるのか?」ということですね。

例えば、小学校中学校とかはほとんどの人は、実家から通える市内や区内の学校に行きますよね。

しかし、社会人では県外で仕事するのもOK、海外で仕事することもOK、更には家を出ないで自宅でリモートワークするなどもOKです。

ここも、かなり自由度が高いです。

 

「誰と」やるのか自分で決める

「誰とやるのか?」ということですね。

学生では、自分でクラスメイトを選んだりできません。たまたま会った人達と学校生活をしていきます。

しかし、社会人では選べます。

一人でやりたいというのもOK、誰かとやりたいというのもOK、自分と選んだ人とだけやりたいというのも難易度は高めですがOK。

人間関係で悩んでいた人が、社会人で楽になれる場合もあります。

 

「どのように」やるのか自分で決める

「どのようにやるのか?」ということですね。

要は、会社に就職して働くのか、一人で仕事を行っていくのか、自分で会社を作ってやっていくのか、ということですね。

ここでの話が、社会人になる上で一番最初にイメージされるものでしょう。でも実際は、その前にこれまで話してきた内容があります。

ここは社会人になる前に考えていく上で、少し注意が必要かもしれません。

 

【一息】ここまでのまとめ

英語の「5W1H」に沿って紹介していきました。

「Why(なぜ)」「When(いつ)」「What(何を)」「Where(どこで)」「Who(誰と)」「How(どうやって)」ですね。

こんな風に考えてみると社会人は自由度が増す分、考えることも多くなります。だから思考停止しないように物事を本質から捉えて、正しく整理して、考える必要があります。

そういう勉強は、学校ではほとんどないので、部活を一生懸命やったり、バイトを一生懸命やったりしてみることから始めてみることを推奨します。

 

さて、

ここまで分かってもらったところで

もう少し抽象的で大きな概念の話をこれからしていきます。

 

終わりがない

学生は、小学校6年、中学高校3年、大学4年…とあります。

しかし、「社会人には終わりがない」。

 

60歳という基準点のようなものはありますが、基本的にはありません。

70歳で、仕事している人もいます。

更に会社というものは、永続するのを前提として存在していますので、当然仕事する人もそれを前提に長期的に考えて仕事をします。5年,10年単位で考えるなんて、社会人では当たり前です。

 

点数という概念が無い

「あなたは、何点です。」ということがありません。

あったとしても、それはごく少数の作った偏りのある点数です。

他のところでは、倍の点数、半分の点数ということもあります。

絶対の正解が無いのが、社会です。

 

ルールが大きく変わる

学校単位でのルールがある、それが学生です。染髪禁止、私服禁止、買い食い禁止erc…。大体は学校単位で決まっています。

しかし、社会人のルールは「イデオロギー」と「法律」です。基本的に国のイデオロギーに則して行動をしていきます。法律を犯さないように行動する必要があります。

めちゃくちゃざっくりですが、ルールが難しく複雑化するのが社会人です。ですので、この辺の勉強は必須です。

 

人それぞれ自分を持つ必要がある

社会人は基本自由です。

だからこそ、流されないように自分を持って行動していく必要があります。

ですから、学生の時から自分の意思を持つことが大切です。

 

行動や発言で示さなくても大丈夫です。まずは、持つことから始めましょう。

 

【最後に】総まとめ

ここまで話してきたとおり、社会人は選択権が多く、自由です。

それが社会人であり大人です。しかし、大人とはただ年を重ねた人を言うのではありません。

古来中国では、大人というのは人徳を持った人、つまり人として優れた心、思考を持った人を指します。(参考著書:孟子

ですから、厳密に言えばただ年を重ねた人は大人ではなく、ただの人です。

大きな人と書いて、大人です。

 

私自身、大人と言えるかはかなり怪しいです。

しかし、そうでありたいと思っています。そしてそうなるために努力していくことを辞めないことが大切だと考えています。

 

一緒に良い大人になれるように頑張りましょう。

 

今回の記事はこれでおしまいです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

それではまた、お会いしましょう。

執筆者:Enter(エンター)

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