経験から学ぶだけでは足りない。合わせて本やセミナー、メンターなどから積極的情報収集を行い学んでいく必要がある。
自分自信が後輩を教えていた時には曖昧だったことだが、教えている人を教えるようになると確信に変わっていった。
自分が教えている時は、相手を直接みて、特徴や性格を分析できるし、教えている自分のこともよく分かる。
だから、自分の経験則を相手の特徴や性格に合わせて表現を変えていけば相手に刺さるように教えることはそこまで難しくない。反応がイマイチでも軌道修正がしやすいからだ。
しかし、教えている人を教えるようになると話が全く違う。まず、教えられている人を自分がミッチリ見るわけにはいかないので、性格や特徴を分析する時間がない。
更に、教えている人の特徴に合わせて言ったことは、教えられる人にとっては全く意味を成さない場合が多い。
このうようなことが何回か合ってから、とにかく意識するようになったことがある。
それは、とにかく簡単に平易な表現で教える。
一般的で標準的、典型的で普遍的な表現を使って教える。
そうしないと教えた後に、重要な薄まってしまっていざ教えた相手が誰かに伝える時に意味が変わってしまっている時が多いからだ。
これでは全く意味がない。これは明らかな自分の技術不足であり、努力不足。自分の経験則からただ教えるのは簡単だが、それでは教える人を教えることはできない。
だからここで必要になってくるのが、普遍的な表現を学ぶための勉強だ。これが冒頭で言った知恵だ。自分一人では、平易な表現にするためには多くの時間を使いすぎる。平易な表現は難しいからだ。
だから、過去の偉人やその道のプロに学ぶ。教えるために学ぶ。そういう積み重ねをしないとすぐにジリ貧になって飽和状態となる。
そういう地味な積み重ねがこういうところでも大事になってくる。
努力の目的や種類は変わったが、やることは結局、幼少の頃から誰もがやっていた勉強と同じことなのだ。
コツコツ積み重ねる。経験則だけでやれる職業は自分が永遠のプレイヤーであるか、自分が直接教えるマネージャーであるかの2種類だけだ。
会社で働くには、当然マネージャーを育成する場面が出るし、10人以上の組織を持つにも同じようなことが求められる。
自分のことだけ考えていればいいというのは、一流プレイヤーだけだ。自分が裏方やマネージャーとして働いているならその考えは改めるべきだ。
一流プレイヤーになることを目指すのならとことん極めて行くべき。そうじゃないならどこかのタイミングで自分を変化させていかないと頭打ちになる。それが社会人の傾向法則としてあると思う。
今回の記事はこれでおしまいです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それではまた、お会いしましょう。
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